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2017年9月

すごいぃ風に飛ばされた・富士山須走口頂上

9月20日(水)、富士山須走口ルートへ行った。すごい風だった。烈婦、じゃない烈風、婦じゃない風にbokuの軽量ボディは手荒くもみくちゃにされ、おもしろかった。

そもそも天気予報では水木金の三日間は晴れマークだった。そうだ(水)に行こう。天候安定期ならbokuのボディに低気圧接近での登山中止の神さま命令(^^)によるバテバテ疲労にもならないだろうとの判断だった。五合目山荘「菊屋」標高1970㍍に前泊素泊まり(5000円)し、たっぷり熟睡し、青空すみわたる日本晴れの富士山で遊び楽しもうとおもった。

かつて皇太子もお泊まりになった「菊屋」二階をなんと一人占めだ。シーズン終了の平日とあって宿泊者はboku一名。なんか恐縮、でもこの解放感がうれしい。「朝、5時半ごろにはここの窓からからご来光が・・」とご主人に教えられ期待する。 日が落ちた菊屋二階から夜景がうつくしくきらめく 眼下の裾野市か、あれは・・。

ところが、朝、

Cimg7311これはご来光ではなく・・・曇り空の朝焼けだ。

青い空はどこにもない。お日さまは顔を出さずであった。朝焼けは天候悪化のしるしですが、普通の朝焼けは空の東側に大きく広がるが、この朝焼けは、スジ状に横に一本である。何かの警報にはちがいない。ま、いいか・・視界は良いし・・。しかし、「きょうは風にきをつけて・・・」の菊屋ご主人の予報は的中した。

樹林帯が一部切れた六合目手前↓

Cimg7316 富士山全景くっきり視界良好。ヤッホー♪ 

しかし、このヘタレ写真ではわからないが、肉眼では山頂直下のあたりに烈風が砂塵を巻き上げて吹きまくっているのが見える。砂竜巻のようだった。休息中の初老登山者男性が「下山道との合流点(七合目)で引き返します」とおっしゃっていた。「bokuもムリはしません」と応じましたが・・そのまま上へ上へ。足取りはいつものようにノロノロゆっくり喘ぎ喘ぎですが、着々と上昇志向であった。なぜなら登山ルートでは烈風は時たま通りすぎる程度だった。

しかし、

Cimg7335 やっと辿りついた、この上、須走口・吉田ルート頂上で”一人バンザイ!”ではしゃごうとおもったのだが、頂上に着いたら、う~!!と叫んだくらいの強風に見舞われた。バンザイなんかもってのほか、そのようことをすれば体ごと天空にもっていかれそうだった。風よけの場所をみつけてへたりこむ。

しかし、なにやらbokuは、はしゃいでいた。そうだ、これが山だ、自然だ、ここは観光地ではないぞ~。意味不明かもしれないが、心がワクワクする。テンションが上がるのだ。こうなったら大自然と戯れ遊ぼうと決める。

Cimg7337 風は、写真に写らない。建物と建物の隙間に登山者一名が風を避けてひそんでおられた。

登山路ルートをそのまま下山路にすれば烈風は時々に耐えてしのげるが、それでは時間がかかる。午後2時45分発のバスに乗りたい。2時くらいには菊屋について焼きそば900円を食べたい・・。今は、スマホ表示時間は11時45分、ならば、閉鎖の看板かかる夏道の下山路、ブル道と七合目からの砂走りを使うしかない。GO,GO.。

Cimg7347 夏道下山路(閉鎖の×印あり)侵入口のつらら。

ブル道(ブルドーザー道)に入ってびっくり。道に砂がないのだ。ブルに耕された柔らかい土砂に靴底を滑らせるように降りて行くのが楽しいのに、砂がない。風が砂を舞い上げてしまったのだ。だから道はカチンコチンに固いのだ。まるで舗装路だぁとはしゃぐ。楽しいな♪楽しいな♪ ルンルン♪ 徹底音痴なのに口から歌声が飛び出る。

Cimg7348 道に残るのは固い石、石。まるで滑り止め。

しかし、

間もなく歌声は出なくなる。土砂が残っている道で烈風がbokuに襲いかかるのだ。目をうっすら閉じる、口も閉じる。開けていたら口の中が砂だらけになるのだ。ゴーグルをきょうは持ってきていない。わ、耳の中も砂がはいる。ヤッケのフードをかぶって手で頭を抑える。風の止んだときに小走りで下る、下る。わ、あ、痛い・・風に倒される。立ち上がる。風ぇ、伏せる。小走りになる。それでもなんか楽しい♪ まるでアドベンチャーの気分だ。

でも、七合目大陽館(太ではなく大が正しいそうです)から下部の砂走りでは吹き降りてくる烈風に転がされて倒れ、斜面を落下、全身が朽ち木棒のようになって二回転の恥をさらした。別に誰もみていないけれど・・。土砂のまだまだ豊富な砂走りでは下降中にどうしても体が弾んで浮く。その刹那に烈風に背中を押され、あおられたのであった。これが真冬なら富士山氷の滑り台に乗ってあ~というまに天国行き特急になってしまう。あ、大丈夫、冬は、砂走りは氷雪の下ですから・・体の浮くような下降はしない。

ま、そんんこんなで午後2時ちょっと過ぎには下山できた。菊屋の焼きそばも食べた。でも体中が砂だらけである。帰宅後に風呂シャワー浴びると肌も砂だらけだった。両目を洗面器に浸しまたたくと黒い砂粒がボロボロ出てきた。これって富士山溶岩の粒、記念品? 

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