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 自分の登山体力度を知ろう 山と渓谷2018年4月号

山と渓谷2018年4月号で、

Cimg8103_2

『マイペース登行能力テストで

自分の登山体力度を知ろう』を44~47pのカラーページで特集しています。

・・マイペース登行能力テストは「自分が1時間でどれくらいの標高差を登れるか」を把握するテストだ。登行能力は、メッツ(運動強度)に置き換えることができ、・・

ん、なるほど、なるほど、、良い企画ですね。春です、ハイキングシーズン幕開けです。

ちなみにメッツとは、厚生労働省のHPでは、

 メッツとは運動や身体活動の強度の単位です。
安静時(横になったり座って楽にしている状態)を 1 とした時と比較して何倍のエネルギーを消費するかで活動の強度を示します。

 とあります。

『登山の運動生理学とトレーニング考(山本正嘉・鹿屋体育大学教授』66Pには、

 たとえば、平地でゆっくり歩けば2メッツ、早歩きすれば4メッツの運動となる。これは、それぞれ、安静時の2倍と4倍のエネルギーを消費する運動という意味になる。

 登山に関しては、ハイキングが6メッツ、一般的な登山が7メッツ、バリュエーション登山(雪山、岩山、沢登りなど)が8メッツ、トレイルランニングが9メッツ、ロッククライミングが11メッツ程度になる。

と書かれています。

92Pの掲載表では、不肖bokuは400m・hで6メッツになるのです。ですが、たしかにトレイルランニング9メッツはbokuにはできません。2,3分も走ればダウンします。ですが、しかし、一般的な登山、バリュエーション登山、ロッククライミング11メッツもやってきました、ロッククライミング大好きですよっっぉおお::と叫びたくなります。メルクマール、指標というもので決めつけてしまうと間違いがおこりえるということだとおもいますが、いかがでしょうか、、、でもそんな個人事象を斟酌していては指標はつくれない、、、ごもっとも、かもしれません。余談ですが、金メダリスト羽生弓弦選手は、自転車に乗って走れない、同じく金メダリスト女子レスリングの吉田 沙保里選手の握力は平均以下しかない、むかしbokuが週刊誌ライターをしていたときにインタビューしたボクシング世界チャンピオンも握力がboku以下だった、、、指標というものは原因の一部ではあるが全体をメルクマールすることはできない、、、。腹筋が縦割れも横割れもしていないアフリカのヒョウ、ライオン、日本のクマも人間より速く走れるぅうう!

あ、ヘンな横道外れでごめん。話し元へ。

山と渓谷2018年4月号 自分の登山体力度を知ろう・・では、

・・テスト方法は、標高差500m以上の急な登りが続くコースを、キツイと感じる手前の速さで歩き、1時間あたりの標高差を計算するだけ。今回は、神奈川県・丹沢の大倉尾根で、登山口の大倉バス停から塔ノ岳まで、標高差1201mのコースで調査した。・・

Cimg8105_2 44,45P

Cimg8104_2←44p掲載 「登山口近くから望む大倉尾根。見えているのは駒止茶屋付近まで」

この写真でみると、大倉尾根って・ゆるやかな斜度の尾根・に見えますね。なるほどぉ、急な登りが続くというのは、急勾配の階段上りが多いことからの錯覚、印象からきているのかもしれませんね。いや、それにしても1200メートルの標高差を一気に登らせる尾根はめったにないことから、むかしから”バカみたいにえんえんとキツイ登りがつづくバカ尾根”と称されているほどで、登山トレーニングにはもってこいの尾根です。近場の山岳部や山岳界では今でも夏や冬の合宿前にはここでボッカ訓練を行っていますね。

同誌(山と渓谷2018年4月号)によると、

・・今回、協力いただいたのは、40~70代の登山者14組(参加人数はbokuが写真で数えて57人、編集部もふくめて皆さんごくろうさまです)で、全体の平均登行能力は387m/h(7メッツ相当)ーー.注:前出の『登山の運動生理学とトレーニング考(山本正嘉・鹿屋体育大学教授』92P表では6メッツですが? メッツと登山の関連はまだ決定したわっけではない? 

それはさておき、

全体の平均登行能力は387m/h(7メッツ相当)は、

・・これは標準コースタイムの登行能力に比べると速いペースだ。

しかし、同誌(山と渓谷2018年4月号)は指摘します。

・・一方で、北アルプスへの登山を仮定した場合、400m/h以上という長野県が提唱する、安全基準の基準には惜しくも届かない登山者も多かった。

ならば、長野県が提唱する安全基準が間違っているのか? 標準コースタイムが遅すぎるのか、間違っているのか? 県やメッツなどの公的な雰囲気に負けそうになってしまいそうですが、しかし、それは違います。 

標準コースタイムを表記している旺文社の「山と高地図」に齟齬を正しくしてもらわなくてはならないのか? いえいえ、そうではありません。標準コースタイムは、未知のコース、初めてのルートで、コースガイド標識などが不確かな登山下山する場合のメルクマールになっているとおもいます。

未知の登山ルートでは標準コースタイムの2割以上プラス、天候などの悪条件、道迷いなどでは10割プラス(2倍)も平気でありえますね。

ならば長野県が提唱する、安全基準・・とは何なのか? 体力、知力、心理的背景、天候、各種のストレスなどなど複雑な条件のからむ登山行為をメッツなどという指標だけでで推し量る理不尽さはあるのか、ないのか。

これらを加味したメッツと登山の整合性などをふくめた、さらなる特集を「山と渓谷」編集部に期待したい、お願いします。

ちなみに、ヨーロッパアルプス、スイスの山岳ガイドはお客には1時間あたり500m以上を要求し、登山実施中でも、それに達しないと、料金は返却せずに登山中止を告げて下山させますが、同じルートでも日本人山岳ガイドなら、お客のペースに合わせて可能なかぎり登頂させてくれる場合が多いのです。どちらが、正しいのか、間違っているのかという範疇の問題ではないかもしれませんが・・。

夏の富士山で五合目(2400メートル)から頂上(3776メートル)まで標高差1300メートルあまりを2時間で踏破するマニアックな人もいれば、これを8,9時間かけて懸命に達成する方もおられます。どちらの登山者のおもいに感動できるか、どうか。応援したくなるか、どうか、、、。登山って、いったい何なのでしょうか。

大倉尾根にしても、速いだけが登山ではないのだ!!?? 速く登れたら、うれしいけれど!!??

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山と渓谷2018年4月号の巻末エッセイ、今月のモルゲンロード、「そこに山があるから」はなぜ名言なのか? 「人はなぜ生きるのか」の難題に似ている、、、とても含蓄のあるおもしろさです。筆者GAMOさん、ありがとうございます。

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